テスト中に堂々とカンニングする子がいても・・・
目次
1.校長の許可をもらい授業参観へ
知り合いのお母さんから授業参観のお誘いをいただいたのは2学期の中頃です。
「先生!」
「一緒に授業参観に行ってくれませんか?」
「クラスの様子や先生たちの対応を見て下さい。」
「学校の対応が正しいのか、間違っているのか確認して下さい。」
ただ、保護者でもない私が無断で授業参観に行くことには抵抗があったので、事前に校長に許可をもらっていただくことをお願いしました。
お母さんが校長に連絡をすると、スグに良い返事をいただくことが出来ました。そして、次のようなお言葉を頂きました。
「授業参観をして下さって結構です。」
「参観後、対応についてのアドバイスを頂きたいです。」
2.シッカリと授業指導ができる学年主任
授業参観当日。
最初に参観したのは学年主任が担当している音楽の授業でした。
「ふざけるはやめなさい!」
「ちゃんとやりなさい!」
「周りの子に迷惑です!」
注意をするだけだと思ったら、やる気を引き出す声かけもしています。
「あなたには力があります!」
「でも、授業中にふざけているから力が伸びないんです!」
「授業に集中すれば力を伸ばすことが出来るでしょ!」
「ちゃんと授業を受けなさい!」
怒られている子を見て、他の子が「ニヤニヤ」笑っています。学年主任はその子たちにも注意します。
「怒られている人を見てニヤニヤしない!」
「Aくんは授業に集中しようとしているんですよ!」
「ガンバろうとしている人を笑うのは許しません!」
「あなたたちもシッカリと授業を受けなさい!」
授業が始まって10分間は、学年主任の「指導の時間(説教タイム)」でした。しかし、学年主任の「説教タイム」によって落ち着きのない子たちは授業に集中することが出来たのです。
どうやら、学年主任は子どもたちに一目置かれているようです。後に娘さんに話を聞いてみると次のように言っていました。
「主任の先生の授業は授業崩壊していない。」
「問題を起こす子も授業を邪魔したりしない。」
3.1度だけ注意をして授業を続ける副担任
次の参観授業は副担任の算数です。ただ、副担任が説明を始めても、半分以上の子は話を聞いていません。それに対して副担任が注意をします。
「Bさん、Cさん、おしゃべりはやめて!」
しかし、BさんもCさんも副担任の注意を無視しておしゃべりを続けています。
娘さんの話では、以前の副担任は子どもたちの問題行動に対して毅然とした対応をしていたようです。ただ、それで子どもたちの授業態度は変わりませんでした。
そのような状態が続き疲れてしまったのでしょうか(?)いつの間にか副担任は「1度だけ注意」をして、それ以降はおしゃべりをしている子たちを無視して授業を続けるようになったそうです。
実際、私が参観した授業もそうでした。
最初に注意をして以降、副担任はおしゃべりが続く中、そのまま問題の説明を続けていました。半分以上の子は説明を聞いていませんでしたが、そのまま説明を続けたのです。
何度、注意をしても態度を改めない子たちに心が折れてしまったのかもしれません。
4.授業改善への意欲を無くす副担任
副担任は若い先生です。そのためか、授業にメリハリがありません。
※ 若い先生の授業が、全てメリハリがないとい訳ではありませんし、ベテランの先生でも、授業にメリハリがない先生はたくさんいます。
「先生が教科書を読んで説明する。」→「問題を解く。」→「答え合わせをする。」→「先生が教科書を読んで説明する。」→「問題を解く。」→「答え合わせをする。」→「・・・・・」
算数が得意な子でも、算数が苦手な子でも、副担任の授業は「つまらない」と言わざるを得ないでしょう。
当然、子どもたちは授業への集中力をなくしていきます。同時に「おしゃべりをする子」や「出歩く子」が増えていきます。
「副担任は最初から授業への意欲がないのか?」
「学級崩壊のため教える気持ちが無くなってしまったのか?」
どちらなのかは分かりませんが、形だけの注意をして淡々と授業を進めます。これは「学級崩壊」しているクラスの「よくある授業風景」の1つです。
5.テスト中に堂々とカンニングをする子
授業後半の15分は、その日に習った問題の小テスト(確認テスト)を行うそうです。
「今から小テストをします!」
「テスト隊形になって下さい!」
※ テスト隊形:全員が前を向き、前後左右を均等に離す隊形。
しかし、クラスの子の1/3は机を動かしません。それどころか、「隣の子と机をつける子」がたくさんいます。斜め前の仲の良い友だち(?)と「机をつけた子」もいました。
それでも、副担任はテスト隊形の確認をせず、注意もせず、小テストを配り始めます。そして、小テストが配られると「出歩いていた子」も席に戻ります。
もちろん、授業を真面目に受けていない子たちは、小テストの問題を解くことができません。
そんな子どもたちを見ていると、子どもたちは驚くべき行動にでました。
「1番の答え教えて!」
「2番を見せて!」
堂々とカンニングを始めたのです。もちろん、先生はその行為を注意しません。これでは、真面目な子たちがやる気を無くしてしまうのは仕方のないことでしょう。
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