ASD簡易検査チェック表
簡易検査チェック表の使い方
下記のポイントを意識しながら回答ください。
・6カ月以上、この様子が認められる。
・12歳になる前から存在している。
・2人以上で確認する。
(可能であれば親以外の方にも確認してもらう。)
・「いいえ」0点、 「多少」1点、 「はい」2点で集計。
・合計22ポイント以上でASDの疑いあり。
Q1.社会的関係の困難さ
・仲の良い友人がいない。
・他の子どもたちからいじめられることがある。
・友達と仲良くしたいという気持ちはあるけれど、 友達関係をうま関く築けない。
・友達のそばにいるが、一人で遊んでいる。
・球技やゲームをする時、 仲間と協力してプレーすることが考えられない。
・いろいろなことを話すが、その時の状況や相手の感情や立場を理解しない。
・共感性が乏しい。
・周りの人が困惑するようなことも、配慮しないで言ってしまう。
Q2.言葉の発達の遅れ
・独特な声で話すことがある。
・誰かに何かを伝える目的がなくても、場面に関係なく声を出す。
(例:唇を鳴らす、 咳払い、喉を鳴らす、叫ぶなど。)
・発言葉を組み合わせて、自分だけにしか分からないような造語を作る。
・含みのある言葉の本当の意味が分からず、 表面的に言葉どおりに受け止めてしまう。
・会話の仕方が形式的であり、抑揚なく話したり、間合いが取れなかったりすることがある。
興味や関心が狭く特定のものにこだわる
・特定の物に強いこだわりがあり、限定された興味だけに熱中する。
・意図的でなく、顔や体を動かすことがある。
・独特な表情をしていることがある。
・独特な目つきをすることがある。
・みんなから「○○博士」 「○○教授」 と思われている。
(例 「歴史博士」「作業車教授」など。)
・他の子どもは興味がないようなことに興味があり、「自分だけの知識世界」を持っている。
・独特な姿勢をしていることがある。
・特定の分野の知識を蓄えているが、丸暗記であり、意味をきちんとは理解していない。
・とても得意なことがある一方で、極端に苦手なものがある。
・ある行動や考えに強くこだわることによって、簡単な日常活動ができなくなることがある。
・自分なりの独特な日課や手順があり、変更や変化を嫌がる。
その他
・大人びている。ませている。
・常識的な判断が難しいことがある。
・動作やジェスチャーがぎこちない。
簡易検査チェック表の結果について
・「いいえ」0点、 「多少」1点、 「はい」2点で集計。
・合計22ポイント以上でASDの疑いあり。
他の神経疾患だけでなく、不安定な環境などでも似たような症状を引き起こす場合があります。
正しい診断をするためには必ず専門機関での検査をお願いいたします。
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