一部の子供たちの言いなりになる担任
目次
1.新クラスで「登校をしぶった」理由は?
先日、知り合いのお母さんから、娘さんの「登校しぶり(不登校)」についての相談を頂きました。小学校6年生の娘さんの相談です。
「(5年生の)春休み、娘はクラス替えを楽しみにしていました。」
『Aちゃんと同じクラスになれるといいな~。』
『BちゃんとCちゃんでもいいかな~。』
『Zくんは良いけどYくんは苦手なんだよな~。』
『Xくんと一緒だったら最高だな~。』など
「同時に新しい担任が誰なのかも楽しみにしていました。」
『今年も○○先生だといいな~。』
『□□先生は優しいけど怒らないからな~。』
『△△先生みたいなシッカリしている先生だったらいいな~。』など
登校しぶりの原因はクラス替えによって仲の良いメンバーと別のクラスになったことでしょうか?
「仲の良い友だちや塾の友だちと同じクラスになれました。」
「そのことを娘はとても喜んでいました。」
「担任は、いつも笑顔で優しい先生です。」
「ただ、今にして思うと『優しい』が・・・・・。」
どうやら、「登校しぶり(不登校)」の原因はクラスの友達関係ではないようです。
2.登校しぶり(不登校)の理由は友人関係ではなく・・・
それでは、娘さんの「登校しぶり(不登校)」の理由は何なのでしょう?
「最初は、毎日、笑顔で登校していました。」
「しかし、ゴールデンウィークが終わってから・・・・。」
「娘は『登校をしぶる』ようになりました。」
「最近(7月)は学校を休むことが増えて・・・。」
私は娘さんの「登校しぶり(不登校)」の理由をお母さんに聞きました。
「娘に『登校しぶり(不登校)』の理由を聞くと素直に話してくれました。」
『授業中に出歩く子がいる。』
『おしゃべりする子も増えてきた。』
『こっそりタブレットで動画を見ている子もいて・・・。』
『勝手に(学習)ゲームをやっている子もいて・・・。』
『落ち着いて授業を受けることが出来なくなっている!』
娘さんが言っている「クラスの状態」が本当であれば・・・・。娘さんの「登校しぶり(不登校)」は「学級崩壊」の前兆を無意識に感じ取っていたことが原因となるでしょう。
3.不登校の原因はHSC?
お母さんは、娘さんの「登校しぶり」について、担任に相談をしていました。そのとき、担任からスクールカウンセラーとの面談を勧められたそうです。
「お子さんはHSCだと思われます。」
「そのため、他の子の言動が気になってしまうんです。」
「それによって神経が疲れてしまい、登校できないのでしょう。」
「ムリに登校させず、ツラいときは休ませてあげましょう。」
※ HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド):とても敏感な子
たしかに、この娘さんがHSCの可能性はあるでしょう。
しかし、「不登校」や「登校しぶり」の原因は「授業中のおしゃべり」や「出歩き」「一部の子どもの『わがまま』な態度」です。それらの改善を担任に要望するのではなく、相談にきた子供を病気あつかいしてよいのでしょうか?
※ HSCは正式な病名ではありません。
4.授業や休み時間の様子は?
お母さんは娘さんに私との面談を提案したそうです。すると、娘さんは二つ返事で面談を了承します。ほとんどのお子さんが「第三者に相談したくない!」と思う中、娘さんは相談を希望しました。これは、娘さんが「本当に困っている」証拠と言っても良いでしょう。
「先生が話をしているのに無視してしゃべっている子が多いんです。」
「授業中に出歩く子も増えてきています。」
「タブレット(教科書アプリ)を読んで大事な所に線を引く時間なのに・・・。」
「動画を見ている子もいるし、ゲームをしている子もいます。」
どうやら、娘さんのクラスは授業が成立していないようです。これでは真面目な子が授業に集中できなくなるのは仕方のないことです。
私は休み時間の様子についても聞いてみました。
「休み時間になると教室中を走り回る子がいて机をぐしゃぐしゃにされます。」
「友だちにぶつかっても謝らないで走り続けてるんです。」
「逆に『ジャマだ!』『どけ!』とか言ってくる。」
「大きな声で奇声を発している子もいます!」
5.授業中の問題行動に先生はどう対応している?
先生の対応についても聞いてみました。
「先生は基本的に注意をしません。」
「たまに笑顔で優しく声をかけます。」
『Aく~ん、Bさ~ん、気をつけるのよ~。』
『授業中に出歩くのはやめようね~。』
「もちろん、先生の言うことを聞く子はいません。」
「それどころか、おしゃべりする子や出歩く子が増えています。」
「先生がおしゃべりする子を注意しないのが問題だと思います。」
「みんな、先生のことをナメているんです。」
6.問題行動を起こす子が増えるのはなぜ?
「先生の言うことを聞く子はいません。」
「それどころか、おしゃべりや出歩く子が増えています。」
このクラスのように問題行動を起こす子が増えていくのは必然です。なぜなら、AくんやBさんが、ふざけたり、遊んだりしていても先生は「優しく注意」するダケだからです。
当然、先生の対応をクラスメイトは見ています。
「授業中に出歩いても怒られないんだ~。」
「先生の話を聞かずに、おしゃべりしてもいいんだ~。」
「つまらないときはダブレットで動画を見たり、ゲームをしたりしてもいいんだ~。」
クラスの子供たちがこのように思うのは必然です。このように考える子が「悪い」のでしょうか(?)
それとも、このように思われるような対応をしている「担任」が悪いのでしょうか?
申し訳ありませんが、25年間、学校現場で様々な役職を務めた私はハッキリと言わせていただきます。
「子どもは悪くない!」
「悪いのは担任だ!」
7.発言力のある子の意見を優先する担任
娘さんは次のようにも言っていました。
「昨日、強い女子の子が先生にお願いをしました。」
『先生!』
『そろそろ、席替えをした方がいいと思います!』
『毎日の学校を楽しくするため『好きなもの同士』がいいと思います!』
「まだ、席替えをして2週間しか経っていませんでした。」
「私は席替えに反対だったのですが・・・。」
『そうね、それなら席替えをしましょうか!』
『みんな、新しい席の友だちと仲良くするんだよ!』
「先生は『好きなもの同士』の席替えを許可しました。」
どうやら担任は「強い女子」の言いなりになって、意見を全て受け入れているようです。
席替えは予想どおり「好きなもの同士」の席替えとなります。そして、「好きなもの同士」の席替えでよく起こる、「1~2人が余る」現象が起きてしまいます。当然ですが、「余った子」をどの班に入れるかで、もめてしまったそうです。
※ 余った子たちの気持ちを担任は考えていたのでしょうか?
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