学級崩壊クラスの授業をしてきた!②学級崩壊させないポイントは最初の授業!

ダメ教師

授業ルールは最初の授業から徹底!


1.学級崩壊クラスには当たり前のことが通用しない!

昨年11月、知り合いの校長からこのような依頼を受けました。

「小学校5年生のクラスが学級崩壊になりかけてるんだ!」
「担任が何を言っても聞かなくなている!」
「主任と教頭がなんとかがんばってるんだけど、そろそろ限界なんだよね!」
「残りの5ヶ月で月に1回、道徳の授業をしてくれない?」
「形はゲストティーチャーだけどメインで授業をやって!」

私は様々なパターンを想定して授業の計画を立てました。

数日後、私は1回目の授業を行うために小学校を訪ねます。

しかし、授業を行うにあたって最初に大きな問題(?)にぶつかりました。

「授業以前に学校生活の基本ルールが全く身についていない!」

私は「初めて授業」を行う時は、次のようなことを意識して授業に臨みます。

「褒める場を意図的に作って良い所を見つけよう!」
「それ以外でも褒める行動や発言があれば意図的に褒めていこう!」
「子供の良い所を見つけ褒めてあげることで、気持ちを前向きにしよう!」

しかし、子供たちの状態は・・・・。

2.チャイムが鳴ってもしゃべっている子供たち!

授業開始のチャイムがなっても子供たちは席に着きません。

担任もそれを注意しません。

最初の授業でしっかりと指導をしないと、次回の授業でもチャイム着席はできないままでしょう。

本来は担任がこれをできるようにさせるのですが・・・・・。

少し待ちましたが、担任が指導をする気配は全くありません。

担任が言わないのであれば、私が言うしかありません。

私はゲストティーチャーでしたが子供たちに声をかけます。

「急いで自分の席に行って!」
「ダッシュ、ダッシュ!」
「座っている子は立って!」

3.この先生は恐い?面白い?優しい?分かりやすい?

子供たちは、「時間の意識」や「授業に対しての常識」を失ってしまっています。

初めての授業ですが、私は子供たちの悪いところを注意することにしました。

ただ、3月まで月に1回の授業を行います。

強く怒りすぎて、その後の授業をボイコットされても困ります。

そこで私は次のように行う事を決めました。

・つかみの話は「荒れていた学校」のことを話そう。
・私がその子たちと戦ってきたことを話そう。
・「この先生はすごい(怒らせたらやばい)!」と思わせよう。
・つかみとして、面白かった教え子の話もしよう。
・そこで「先生の授業は面白い!」と思わせよう。
・同時に話を聞けない子を注意し続けよう。
・繰り返すようなら「怖いオーラ」を出して強めに注意しよう。
・最後に10分ほど「楽しい班活動」を行おう。
・半分ほどで授業が終わるはずだから、続きは次回に持ち越そう。
・次の授業から「楽しい班活動」の時間を増やし、クラスの人間関係を良くしよう。
・2月と3月の授業はモラルジレンマなどを行い「自己理解」や「他者理解」も促したい。

4.おしゃべりを注意すると子供たちがびっくりしていた!?

私が自己紹介を始めると、ある男の子が後ろを向いて、友達とおしゃべりを始めました。

私はスグに笑顔でその子を注意します。

「そこの男の子!」
「先生の話が終わるまでは、どんな理由でもおしゃべりはダメだよ!」
「先生のことを後ろの子と話してくれているんだよね!」
「ありがとうね!」
「でも、先生の話が終わるまではおしゃべりはダメだからね!」

4月から悪い事をしても注意されていない子供たちです。

私がおしゃべりを注意したことに、その子以外の子供も驚いていました。

さらには笑顔で注意をしてくる私が恐かったのでしょうか?

その子はスグにおしゃべりをやめて前を向いてくれました。

5.教師の言うことを聞きたくない男の子!

ドラマで「今日から俺は!」を見ていた子が多かったため、子供たちは私の話に興味津々です。

そんな中、学級崩壊の主犯格の1人の子供が、立ち上がって後ろの席の友達の所に歩き始めました。

当然、後ろで私の授業を見ている担任は何も言いません。

私は話をやめ、彼を注意します。

「少年!」
「授業中に出歩いちゃダメだよ!」
「席に戻って!」

反抗はしませんが指示も聞きません。

私が再び声をかけると、おしゃべり相手の子が彼に言います。

「先生に注意されてるよ!」
「席に戻った方がいいよ!」

しかし、彼は席に戻りません。

周りの子がいる状況で、私に従いたくないのでしょう。

6.トイレ?借り物?授業中だから終わったらすぐに席に!

私は身長180cmで45才の大人です。

彼は身長150cm程度の小学5年生です。

小学生の子供にとって大きな大人は怖いものです。

私は笑顔で彼の所に行き、生徒指導主事モードのオーラを出して、わざと上から見下ろすようにして言いました。

「トイレに行きたいのかな?」
「それなら、1人で行ってきていいよ!」
「でも、終わったらすぐに戻って来るんだよ!」

また、別の言い訳も作ってあげます。

「友達に借りたい物があったのかな?」
「本当はダメだけど、今は特別にOKにしてあげる!」
「今すぐ借りちゃって!」
「そして、すぐに席に戻ってね!」

「荒れ」ている学校で様々な「ヤンキー」や「アッチ系の保護者」とやり合ってきた経験がある私にしてみれば、小学校5年生はカワイイ以外の何者でもありません。

彼は私の生徒指導主事オーラを感じたのか、こう言いました。

「トイレに行かせて下さい!」

7.悪い事をしたときも怒らない教師たち!

必要な場合はオーラで脅すこともありますが、できれば子供は褒めて伸ばしたいものです。

ただ、クラスを学級崩壊させる先生たちは安易に次のように言います。

「怒るのはよくない!」
「子供たちの心に落ちる説諭が大切だ!」
「褒めて伸ばす事も大切だ!」
「小さいことでも褒めるようにしている!」など

そして、悪い事をする子供たちを褒め続けます。

・「悪い事をしている子」は、悪い事をしているにも関わらず褒められる。
・「真面目な子」や「我慢をしている子」が褒められることはほとんどない。

その結果、真面目な子供たちが「いじめ」られ、我慢をしている子が我慢をせず一緒に悪さをするようになってしまうのです。

8.悪い事をすると恐いけどがんばれば認めてくれる先生!

私は主犯格の彼との関係を良いものにしたいと考えています。

ただ、先ほどの対応で彼は次のように思ったのではないでしょうか?

『この先生は恐い!』
『今までの先生とは違う!』

もちろん、これも必要な感情だと思っているからこそ「生徒指導主事オーラ」を出したのです。

ただ、彼には次のようにも思ってもらいたいとも考えています。

『この先生は悪い事をすると恐い!』
『でも、ガンバっていれば認めてくれる。』

私は初めての授業が終わるまでに、彼の良いところを見つけ褒めようと決めたのです。

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